デルタワンでの誕生日:大西洋を越えたアトランタの味
アトランタに本拠を置くデルタ航空のフライトで、誕生日を祝うことができる特別な体験をしました。 デルタワンのファーストクラスにアップグレードし、チリ行きの10時間のフライトを楽しんできました。 フラットベッドシートやワイン、そしてもちろん、地元の名店であるFox Bros. Bar-B-Qによるディナーが期待されました。 デルタ航空は、長距離フライトにアトランタの食文化を反映させようと、2022年からFox Bros. Bar-B-Qのビーフショートリブを機内食に提供しています。この食事を試してみたいと思っていました。 搭乗前に、デルタワンの乗客には無料のデルタスカイラウンジ利用が提供され、早めに到着する価値があります。 ローカルフレーバープログラムでは、地元のレストランが紹介されていますが、最近ではインマンパークにある地中海料理のレストラン「Kitty Dare」が登場しました。 こちらでは、ハリッサとディルペストを使ったチュニジアのナスのソテーや、ヒヨコマメの上に乗ったベルベレ鶏、マリネしたフェタとタジキを添えたコービデの肉料理などが提供され、さらにシャンパンやビール、カクテルを楽しむことができます。 特に、屋外デッキからはゆったりと出入りする飛行機を眺めることができ、非常にリラックスできます。 フライトが始まると、座席はプライベートスイートになり、高級車のシートのように多くのボタンでリクライニングモードや照明設定、不要な時のサインが操作できます。 登場時には、シャンパンが歓迎され、温かいナッツと共に提供され、まるで映画のスターになった気分です。 特別なヒントとして、アイスパックとクーラーバッグに詰めたキャビアも持ち込めるので、誕生日を祝うにはぴったりです。 スリッパに履き替え、「ラウンジ」モードでリクライニングをした後、いよいよディナーを迎えました。 前日に事前に選択した食事が楽しみだったのですが、到着したトレイには美しく盛り付けられたショートリブが載っていました。 熱いフォイルを剥がすこともなく、バンブースポークもありません。 甘いバーベキューソースの香りが漂い、柔らかくジューシーなリブが登場しました。 リブはピクルスした赤玉ねぎで飾られ、ジョージア州のスウィートグラス・ダイリのゴーダチーズを使ったグリッツやサイドのグリーンビーンズが添えられました。 スタートには、キュウリとリンゴのサラダを添えたポーチドシュリンプ、ローストした赤ピーマンのビスク、ファロとアルグラを使ったブッラータサラダがありました。 食事は個人用にしてはかなりの量で、少ししか食べられませんでした。 ディナーロールはアトランタの名物バナー・バターが添えられており、全てが適切な食器で提供されたことが嬉しかったです。 リーデルのグラスや金属製のナイフとフォーク、リネンのナプキンが使われ、特別感を演出してくれました。 デルタの国際線の料理は、メインライン航空が担当しています。この会社は、ゴールドバーグスグループの傘下で、ブレーブスオールスターグリルやパスタマミなども運営する企業です。 飛行機で食べるには期待以上のこのリブは、柔らかく、ジューシーで、塩味と辛さのバランスが良好でした。 グリッツは全てのソースを吸い込んでくれ、バターが効いたロールも最高でした。 グリーンビーンズはシャキシャキした食感を残していて、全体のクオリティに驚かされました。 赤ピーマンのビスクは、そのクリーミーな食感でこちらも大変美味でした。…