ボストンのシーポート地区に新たなフランス-日本レストラン「Mai」が9月10日にオープンしました。
この新店舗は、インスタグラム映えするビジュアルと独自の料理を提供しています。
「Mai」では、キャビアをのせたチキンナゲットや、装飾的なラブバス、スモークバブルのカクテルなど、視覚的にも楽しめるメニューが用意されています。
さらには、オーナーのケビン・リウがトイレの廊下に設置した「スリミングミラー」も、インスタグラムの友好的な雰囲気を強調しています。
とはいえ、見た目だけでなく、実際に味わうとそのスタイルの背後にしっかりとした内容があることが確認できます。
特に、手頃な価格で提供される和牛のステーキフリットは驚きの美味しさです。
リウ氏は、「フランス風の日本料理はボストンでは見られない」と語り、「初めての試み」を目指していることを強調しました。
メニューには、ダックコンフィとフォアグラの手巻き寿司や、和牛の脂で揚げたシューズtringフライ、魅惑的なトリュフ風味のケチャップが添えられています。
リウ氏の「NoToro Hospitality Group」は、2023年初頭にオープンした「Matsunori Handroll Bar」も手掛けており、主に手巻き寿司に特化していました。
「Mai」は「Matsunori」の進化形であり、メニューが拡張され、より高級感のある雰囲気を持っています。
Matsunoriからの引き継ぎとして、和牛の証明書が牛の名前と鼻の印と一緒に誇らしげに展示され、人気の味噌バターCodの手巻き寿司も提供されます。
手巻き寿司は全て異なるスタイルで提供され、サーモングラブラックスのワサビホイップクリームとディルの組み合わせや、のどぐろの脂身にキャビアとたくあん(漬け大根)を乗せた手巻き寿司などがあります。
さらに、小皿メニューには、北海道のウニトーストや、シンプルだが爽やかなシソキャベツサラダが含まれています。
大きな料理としては、きのことクランベリーソースを添えた熟成ダックリゾットがあります。
「Mai」の飲み物には、スモーキーなカクテル「スピリットボム」や、抹茶を使用した「マッチャティーニ」などが揃っています。
また、さまざまな日本酒のフライトやスパークリングゼリーの日本酒ショットも用意されています。
シーポートの娯楽とナイトライフの目的地からすぐ近くに位置する「Mai」は、軽い食事とドリンクを楽しむための訪問者を引きつけることでしょう。
デートナイトや小グループの外出にもぴったりの場所となるはずです。
店舗の雰囲気は、以前の「Matsunori」よりも親密で洗練されており、色が変化するネオンの装飾と豪華な壁紙が施されています。
価格は少し高めですが、リウ氏は「高級志向を目指さず、できるだけ良い価値を提供する」と語っています。
和牛のテンダーロインフリットは$35で提供されており、手巻き寿司も手の届く価格帯です。
「Mai」は、スモーキーなカクテルやスリミングミラーだけでなく、真の美味しさを提供することを目指しています。
初めはディナーのみの営業ですが、今後は平日ランチや週末ブランチの提供も計画されています。
場所は、ボストンのシーポート地区、31 Northern Aveです。公式ウェブサイトはmai.bostonです。
画像の出所:bostonmagazine