Fri. Jun 6th, 2025

画像の出所:https://www.the-independent.com/news/world/americas/travel-japan-comic-book-earthquake-b2757046.html

報告によると、カタストロフィックな予言が漫画本によって発表された後、旅行者たちが今夏、日本への訪問を避けているという。

台湾や韓国からの航空券の予約が昨年と比較して最大50%減少しており、その原因は1999年に達木りょうによって出版された漫画「未来で見たこと」にあると考えられている。

この漫画では、大きな地震が発生し、日本を飲み込む津波が起こるという内容が描かれており、その災害が起こる日付は2025年7月とされている。

ブルームバーグインテリジェンスの分析によると、4月以降、台湾や韓国からの航空券の予約が減少しており、香港行きのフライトでは昨年と比較して平均50%減少しているとのことだ。

また、6月下旬から7月上旬までの週の到着予約も80%以上減少しているという分析結果が示されている。

しかし、公式の発表では観光客に対してそのような噂を信じないように促しており、科学者たちも現行の科学的方法では地震の正確な発生時期や強度は予測できないと強調している。

日本の観光業は強い勢いを持っており、4月には記録的な390万人の外国人訪問者が記録されたというのが最新の数字だ。

しかし、地震の懸念が日本の観光業に悪影響を及ぼしており、ブームを一時的に鈍化させるだろうと、航空宇宙および防衛のアナリストであるエリック・ズー氏は警告している。

ズー氏は「旅行者は、地域内に短距離の他の選択肢が多数存在するため、リスクを避けるアプローチをとっている」と述べている。

一部の人々は、達木氏の警告は理にかなっていると考えており、彼女は2011年の東日本大震災と津波も予言したと報じられている。

達木氏はブルームバーグに対して、「自分自身も災害に備えるために備蓄を行い、外出時には避難ルートを確認するなどの予防策を講じている。2025年7月に近づくにつれて日々警戒を怠らないつもりだ」と話している。

このような状況の中で、日本の観光業界は今後どうなるのか注視される。