バンクーバー市の市議会が主催する四半期ごとのコミュニティフォーラムが月曜日の夕方に開かれ、数十人の市民が出席しました。 フォーラムでは、ホームレス問題、人口増加、放置車両、電動自転車の規制など、さまざまなテーマについて市の公式が市民の質問に答えました。 バンクーバー市長のアン・マクエナリー・オグルが出席したフォーラムは、市教育サービス地区112の本部にある会議室で1時間半にわたって開催されました。 市民デブラ・カルズさんは、今後20年間で約81,000人の新たな住民が予想される中で、どのように市がそれに対応するのか尋ねました。 「私たちはどうやってその人々をサポートしていくのですか?」とカルズさんは問いかけました。 マクエナリー・オグル市長は、市の公式も同様の懸念を抱いており、人口増加に備えるために包括的な計画やゾーニングの更新を行っていると回答しました。 この計画により、38,000戸の住宅と43,000の雇用を創出する方針で、また市の管轄外の利害関係者、特に医療関係者とも連携を図っていると述べました。 次に、コミュニティメンバーのマイク・アンダーソンさんが、自宅周辺で若者が高速で電動自転車を運転していることに懸念を表明しました。 「これは安全上の危険であると考えています。公園や歩道で35マイルのスピードで走っていて、非常に近い遭遇もありました」とアンダーソンさんは話しました。 「市はこれらの自転車やスクーターの使用について、もっと明確なルールを設けることができないでしょうか?」と続けました。 市の職員は、ワシントン州には電動自転車に対する3つの分類が存在することを説明しました。 リッジフィールド市の条例では、時速20マイルを超える電動自転車は道路上での運転を義務付けており、速度の低い電動自転車は自転車道および歩行者道で運転できると指摘しました。 この条例は、バンクーバー市が電動自転車を規制する場合の指針となる可能性があります。 他の市民たちは放置車両への対策について質問しました。 公共の通りに数日間以上駐車された車についてどのように報告すればよいかを尋ねました。 バンクーバーの交通部のライアン・ロポサマネージャーは、放置車両マップに車を登録するオンラインフォームの記入を勧めました。 「このマップを見て、放置車両をタグ付けすることができる」とロポサ氏は説明しました。 また、311に電話して放置車両を報告することもできると述べました。 フォーラムでは、トールリング(料金徴収)やポートランドからバンクーバーへのライトレールの計画、市議会のコメントルールについても議論が交わされました。 一部の参加者は、議論がヒートアップした場面も見られました。 バンクーバー市に長年住んでいるブルース・バーンズさんは、公聴会での発言ルールに異議を唱えました。このルールは、議題にないトピックについての公コメントを月に一度のコミュニティフォーラムに制限しています。 「私がこのフォーラムに来たのに、自分の言葉がCVTVで放送されないのは、私を激しく苛立たせます」とバーンズさんは話しました。 少数の抗議があったものの、会議全体は比較的静かに進行しました。 最後の30分間は、ホームレス問題に関してリタイアした警官タイラー・チャーヴァーズが登壇しました。 「私がここに住み始めて5年の間で、ホームレスの状況は悪化していると感じます」とバンクーバーのフィアクレスト地区に住むメリー・ベッドフォード・カーターさんは述べました。 彼女は、ホームレス危機を軽減するために取り組んでいる団体は果たして成功を収めているのかと質問しました。 チャーヴァーズさんは、「私たちは各個人の状況に応じて支援し、障害を克服するために働いています」と返答しました。 また、バンクーバーのI-205出口付近に現れるホームレスキャンプについても言及し、州政府とは連携してホームレスの人々をより安全な場所に移動させることを目指していると説明しました。 「州は安全ではないことを理解しています」とチャーヴァーズさんは言いました。 「私たちはWSDOT(ワシントン州運輸省)との非常に良好な関係を享受しています。このため、私たちは支援と関与を通じて、彼らを基本的なサービスや避難所、住宅につなげる努力をしています」と述べました。…