11月に入り、デイライトセービングタイムが終了し、ホリデーシーズン前の数週間が静けさの時間となる。
カレンダーが埋まる前に、また財布が空になる前に、グレーター・ボストンでの楽しみ方を知っておこう。
この地域では、心温まるハーモニーを作り上げたり、ゴブリンマーケットを探検したりするための、手間いらずで無償のイベントが豊富に用意されている。
以下は、11月3日から9日までの間に楽しめる5つの無料イベントとアクティビティの紹介だ。
『ダウントン・アビー』の花々
『ダウントン・アビー: グランドフィナーレ』を観た後、さらにこの貴族の家族に強く惹かれている方は、Fleurs de Villes主催のポップアップフローラルショーを見逃せない。
ダウントン・アビーのファッションに基づいた装飾されたマネキンやディスプレイが展示される。
ロンドンやニューヨーク、その他の都市でも公開されたこのショーは、ボストンでも展示され、21名の地元フラワーデザイナーの繊細で芸術的なアレンジがだされる。
これは、20世紀初頭の優雅さと魅力をテーマにしている。
期間は11月5日から9日まで、開催場所はプルデンシャルセンター(800 Boylston St.)だ。
音楽でのつながり
新音楽学校は、地域のホームケアエージェンシー「Seniors Helping Seniors」と提携し、メモリーカフェイベントを開催する。
このイベントは、記憶や認知の変化を経験している方々(およびその愛する人や介護者)を対象としたもので、よく知られた曲の合唱が行われる。
NSMの教職員でピアニストのジョー・リードにより導かれ、歌った後には社交の時間やお菓子が提供される。
日時は11月5日午後1時、事前申し込みが必要。
場所は新音楽学校のコンサートルーム(25 Lowell St., Cambridge)。
都市の秋祭り
キング・リチャード・フェアの季節を逃してしまった人々に朗報だ。
ボウマーケットでは、都市の中世祭り「Urban Ren Faire」が開催される。
ここでは、12時半と2時半に二つの鎧付き戦闘デモ(騎士の戦い)が行われ、3時半には地元の空中演技者カサンドラのサーカスパフォーマンス、5時半にはケルト音楽の演奏が行われる。
また、持ち時間競技やミステリー賞をかけたスティンホールディングコンテストも開催される。
夜7時半にはゴブリンマーケットがファンタジーボールに変わり、すべての魔女や魔法使いが古代の服を着てモダンな音楽に合わせてダンスできる。
日時は11月8日、正午から午後11時まで、場所はボウマーケット(1 Bow Market Way, Somerville)。
オルガン伴奏での映画鑑賞
クラシックコメディの無料上映会では、『赤い気球』という戦後の寓話と、チャールズ・チャップリンのサイレントコメディ『キッド』が上映される。
地元のオルガニスト、ピーター・クラシンスキーが両方の映画に対して即興スコアを生演奏する。
上映は午後5時からで、4時にはオルガンメンテナンス基金のためのサイレントオークションも開催される。
日時は11月8日、場所はセント・ポール大聖堂(138 Tremont St.)。
歴史的ハーモニー
ケンブリッジの音楽の歴史を100年にわたって紹介する『ケンブリッジの鍵』という展覧会が、ケンブリッジのケンダル公共ロビーで開催される。
この展示にはジョーン・バエズやトレーシー・チャップマンといった地元のアーティストが含まれている。
11月9日には、この展覧会のオープニングレセプションが開催され、生演奏や飲み物も提供される。
展示は12月2日まで続く。
場所はケンダル公共ロビー(355-325 Main St., Cambridge)。
画像の出所:bostonglobe