Wed. Nov 5th, 2025

シアトルの美しい水辺を探索する旅の一環として、今日はレイクユニオンの南西岸に位置する6つのストリートエンドを訪問し、さらに素晴らしい展望スポットの魅力を紹介します。

シアトルには「ストリートエンド」と呼ばれる特殊な場所が100以上あり、湖や川などの水辺で道が途切れる場所です。これらのスポットは、時に小さな公園やレクリエーションスペースとして機能し、市民が水辺の美しさを楽しむ場となっています。

シアトル交通局(SDOT)が管理する「シャーライン・ストリートエンド」というプログラムには、142か所のストリートエンドが登録されており、そのうち約半数は「訪れる価値がある」とされています。プログラムの目的は、近隣コミュニティの創造や公共アクセスの向上、自然環境の保護など、多岐にわたります。

レイクユニオンには、中央に位置するストリートエンドが16か所あり、今日はその中から6か所を紹介します。前回の記事では、アウロラ橋と船運運河橋の間の3か所を紹介しましたが、今後は東岸のストリートエンドについても触れる予定です。

レイクユニオンはシアトルの交易や航海活動の中心地であり、これらのストリートエンドからは、多彩な楽しみ方ができる環境を堪能できます。美しい船や水上飛行機、パドルボードやセーリングをする人々の姿など、さまざまなアクティビティが行われています。

#85 ヤールアベニュー 紹介

ストリートエンド#85 ヤールアベニューは、静かな環境に囲まれ、ベンチが設置されています。友人と過ごしながら水辺の景色を楽しむことができます。

レイクユニオンの南端には、シアトル市内で最大の湖ユニオンパークがあります。ここでは、パドルボードやカヤックを楽しむ多くの人々が行き交う姿が見られます。

さらに、レイクユニオンのストリートエンドは、7マイルの遊歩道「チェシアハッド・レイクユニオンループ」で繋がれており、この道は多くのオープンスペースとリンクしています。周囲には様々なボートや文化的な施設が立ち並び、人々の活動が表れています。

#86 テリーアベニュー 紹介

ストリートエンド#86 テリーアベニューは、湖ユニオンパークが建設された際に空間が確保された場所で、訪れる価値があります。

湖ユニオンパークには、多くのボートや航空機、訪れる人々が集まっており、モハイや木製ボートの中心などの文化的な施設も近くにあります。

様々な観点から水辺を楽しむことができ、古いボートを楽しむコミュニティと交流することができます。また、湖の静かな表情を間近で感じることができる点も魅力の一つです。

#87 ガラー通り 紹介

ストリートエンド#87 ガラー通りは、西レイクユニオン歩行者道からアクセスでき、周辺の建物や風景の上を見渡すことができます。

この橋からは、水を遮るものがない景観を楽しむことができます。リラックスして景色を楽しむには最適です。

#88 ブレイン通り 紹介

ストリートエンド#88 ブレイン通りは、一見魅力的ではないように思えますが、探索心を持つと新たな発見が待っています。

水辺の視界を野生のブラックベリーが遮っていますが、一部の努力をすれば、湖の景色を楽しむことが可能です。このエリアの整備活動は、地域活動の重要性をも示しています。

#89 クロケット通り 紹介

ストリートエンド#89 クロケット通りは、海に降りる階段があり、訪れる人に親密かつ特別な体験を提供します。

水の近くに身を置くことで、他の広々としたストリートエンドとは異なる、静謐な環境を楽しむことができます。ここには、マリーナの屋根を支える柱が立ち並び、その陰影の中で楽しむことができます。

#90 マグロ通り 紹介

最後にストリートエンド#90 マグロ通りは、現在のところ一部がアクセスできない状況ですが、ボードウォークからマリーナの賑わいを感じることができます。

このストリートエンドの象徴的なクレーンは、レイクユニオンの多様性を象徴しています。シアトルの中心に位置し、産業とレジャーが調和したエリアが広がっています。

こうしたストリートエンドは、シアトルの独特な魅力を引き立てており、市民がこの素晴らしい環境を楽しむためにアクセスできることが重要です。

画像の出所:theurbanist