Wed. Aug 13th, 2025

ハワイアン航空は、11月からトランスパシフィックネットワークを調整し、ハワイとの国際及び国内市場のキャパシティを増加させると発表しました。 これはハワイ行き及びハワイからの強い旅行需要に基づいていますが、一方で、3つのパフォーマンスが低迷している路線を休止することになりました。

今回、航空会社はホノルルと韓国のインチョン、福岡、日本、ボストンのサービスを休止します。 その代わりに、ホノルルとシドニー、オーストラリア、パペーテ、タヒチ、ロサンゼルス、シアトル間のフライトを増強するために航空機を再配備するとしています。

ハワイアン航空は、国際的および国内のフライトにおいて、ハワイへの旅行需要に応じてキャパシティを再投資する計画です。 具体的には、12月18日から2026年1月31日まで、ホノルル-シドニー間のサービスを週5回から毎日運行へ増便します。

また、2026年3月からはホノルル-パペーテ間のフライトを週1回から週2回に増便する予定です。 さらに、2026年のピークシーズンにおいて、11月21日から12月1日、12月19日から1月6日まで、ホノルルとロサンゼルス間に5番目のデイリー便を運行します。

そして、11月下旬から2026年4月中旬まで、ホノルル-シアトル間のデイリー便を4便追加することになります。

ハワイアン航空のCEOであるジョー・スプラッグ氏は、特に14年以上サービスを提供してきたソウルの路線を休止するのは常に困難な決定であると述べています。

彼は「私たちのチームの最善の努力にもかかわらず、アジアからの過去のパンデミック後の旅行需要の低迷と市場のさまざまな課題が、ソウルや福岡、ボストンにおいて続いている」とコメントしました。

スプラッグ氏はまた、ハワイアン航空は日本の他の目的地でのフライトやグローバルパートナー航空会社との提携を通じて、アジアとハワイ間の堅実なサービスを提供し続けることを約束しています。

これらの調整により、ハワイへの旅行需要に適切に応えながら、全てのゲストがより多くの目的地にアクセスできるようになると言います。

ハワイアン航空のゲストは、インチョンや福岡とハワイ間を、ハワイアンの他の日本の目的地を経由する1回の乗り継ぎで引き続き利用できます。 具体的には、東京の羽田に対するデイリー便や、大阪へのデイリー便があります。

また、ハワイアン航空は9月12日から、シアトルとインチョン間の非乗継便を週5回運行開始します。

ボストンとハワイ間では、アラスカ航空のシアトル及びポートランド経由のフライトを利用可能です。

航空会社は、福岡およびボストンからホノルルへの最後の便を11月19日に、インチョンからホノルルへの最後の便を11月21日に運行します。

影響を受けたゲストには、他のフライトへの再調整のオプションや返金が提供されます。

ハワイアン航空とアラスカ航空は、ハワイで最も多く、日々200便以上のフライトを提供しています。 さらに、アラスカのネットワークを通じて、北米と中米の131都市への接続を提供し、22の国内および国際的な目的地へのアクセスを実現しています。

ハワイの島々間では、ハワイアン航空が約140便のデイリー便を運航しており、またホノルルと東京及び大阪、シドニー、タヒチ、アメリカ領サモアやクック諸島間に約31便の週単位での非乗継便があります。

また、ニュージーランドのオークランドへの季節運行も行われます。

来春には、シアトルからローマ、ロンドン及びアイスランドへの非乗継サービスも開始予定で、ハワイとの1回の乗り継ぎ接続も実現します。

画像の出所:kauainownews