Sat. Jun 21st, 2025

ロスト・イン・ザ・レターズは、スコット・ドートリッジ・デメルによって設立されました。彼は、今春に出版された短編小説『Then Then Then』の著者です。

デメルはアクワースで育ち、ケンタッキーで心理学を学びました。その後、ソーシャルワーカーになるつもりでしたが、大学卒業後にニューヨーク市に住む中で執筆を追求し、DIY作家のコミュニティからインスピレーションを得ました。

2012年にアトランタに移り住んだ彼は、同じ志を持つコミュニティを再創造しようとしました。

「人々は本当に私たちの組織に引き寄せられました」とデメルはその起源について語ります。

「人々が集まり、お互いに学び合い、インスパイアされ合い、対話する場を作ることが動機でした。そうすることで、私たちはそれぞれの創作活動への投資を深めることができるのです。」

ロスト・イン・ザ・レターズは、ロクサーヌ・ゲイ、ジェリコ・ブラウン、リーサ・クロス・スミス、カルメン・マリア・マチャド、ジョージ・シングルトン、サブリナ・オラ・マークなど、著名な作家をイベントに招待しています。

新しくオープンした書店では、これらの作家の書籍と、イベントに参加した他の作家の書籍のみが販売される予定です。それは意図的にキュレーションされた作家たちのグループです。

デメルは言います。「受賞歴があり、よく知られた著書を持つ人々を呼び、またジャーナルや雑誌に作品を発表しているが書籍を持たない人々もいます。そして、出版のない方々もいます。しかし、全ての人にとって、クリエイティブライティングは主たる仕事です。」

彼らは自分自身の限界を押し広げるために、創造的な実践を通じて取り組んでいるのです。

この組織の主な取り組みの一つは、作家に作業スペースを提供することです。リトルファイブポイントのアートペーパーズオフィスで限られた形で行ってきましたが、新しいカンダー・パークのスペースではその提供を拡大することができるでしょう。

「視覚芸術家にはスタジオスペースがあり、音楽家にもスタジオスペースがありますが、作家にはあまりスタジオスペースがありません。」とデメルは言います。

「作家たちは自宅で仕事をすることが期待されていますが、それはしばしば気が散る場所であり、必ずしも生産的であるとは限りません。だからこそ、執筆や読書をしている人のために、集中できる時間を持ち、同じような仕事をしている人たちと交流できる空間を作ることが求められました。」

現在、ロスト・イン・ザ・レターズのすべてのイベントは無料ですが、デメルは501(c)(3)の非営利法人としての基本モデルを調整中です。

今のところ、会員制の運営に傾いているとのことです。

今後のロスト・イン・ザ・レターズのイベントには、8月14日のツリーズ・アトランタとのコラボレーションによる読書とワークショップや、11月に予定されているレターズ・フェスティバルがあります。

この組織の目標は「作家に自らの創造的な衝動を活かす機会を与えること」です。

デメルは、「私たちの成功は深さによって測られるべきです」と述べています。

「私たちの成長は常に、広さではなく、オーディエンスと深くつながることのように見えます。成功とは、すべてのイベントに1,000人や10,000人が来ることではありません。」

「私たちはニッチに存在することを知っていますが、そのニッチでできる最高の作品を作るために最大化できればと思っています。」

画像の出所:ajc