全国各地の美味しいアイスクリームを楽しむ方法があるとしたら、どうだろうか。
日本の地域特産品は、国内外の観光客にとって、日本の魅力の一つであり、大都市を離れて知られざる地域を探索する動機となっている。
しかし、移動にかかる時間をかけずに各地の特産品を楽しめる方法があれば、もっと手軽に地域の魅力を体験できるはずだ。
そこで注目を集めているのが、アンテナショップだ。アンテナショップは、地域の自治体やその関連機関が主要都市に設置し、地域の製品や文化を広めるための店舗である。特に、東京交通会館は、JR有楽町駅のすぐそばに位置し、最近、冷たくて美味しい地域のアイスクリームが豊富にそろう夏の特集として、SNSでも話題となっている。
まず、注目すべきは、1階にある上越妙高雪国商店のカマンベールアイスクリームだ。
この「のじょカマンベールソフト」は、佐渡島で育てられた牛の新鮮な牛乳を使用しており、東京にいながら味わえる貴重なアイスクリームである。フルサイズが400円(約2.71ドル)で、ミニサイズが300円で楽しめる。
このアイスクリームは、チーズの風味とミルキーなコクが特徴で、軽やかな味わいが絶妙で、食べ始めるとやめられなくなること間違いなし。フルサイズを一つでは物足りないかもしれない。
次に、沖縄物産店の銀座わしたショップ本店にも見逃せないソフトクリームがある。
こちらは、人気のブルーシールアイスクリームブランドの「マンゴー&紅芋ソフト」で、価格は440円。店の奥で欲しい種類のチケットを受け取れば、手に入れることができる。
マンゴーのフレッシュでフルーティーな風味と、紅芋の優しい甘さが絶妙に組み合わさり、見た目も華やかである。この二つのフレーバーは対照的ながらも、美しく調和する。
さらに、ショッピングモール内を探検していくと、アイスクリーム以外にも多くの特産品が見つかる。福岡県の平戸から来たカスドースもその一つだ。
カスドースは、カステラを卵の生地に浸し、粗砂糖でたっぷりとコーティングして作られるフレンチトーストに似たスイーツで、地下1階にある平戸市のアンテナショップ「有楽町平戸商館」で2個540円で購入可能だ。
甘さが強めだが、過度に甘すぎず、厚焼きのオムレツのような味わいが楽しめる。
また、以前の二つのショップのすぐ隣には、ゴディバの世界初のベーカリー「ゴディパン」があり、30種類以上のパンが用意されている。
アイスクリームとパンを交互に楽しむ午後のグルメ体験が待っているので、ぜひ立ち寄ってみてほしい。
この夏に、長時間の電車移動や厳しい暑さを避けたいなら、東京交通会館は最適なスポットである。駅からも近く、エアコン完備の快適な空間で、全国のアイスクリームを楽しむことができる。
東京交通会館の所在地:
東京都千代田区有楽町2丁目10-1
営業時間:
上越妙高雪国商店:11:00~19:00
銀座わしたショップ本店:10:00~20:00
有楽町平戸商館:11:00~19:00
ゴディバベーカリー:11:00~20:00
画像の出所:soranews24