今週、スパイク・リー監督とデンゼル・ワシントンの最新作『Highest 2 Lowest』が金曜日に劇場で公開されることを記念して、二人の過去の名作である『Malcolm X』を観るのはいかがでしょうか。
また、コメディを楽しみたい方には、無料上映の『Barbie』がオススメです。
どちらの映画も、古典を再訪するもよし、初めて体験するもよし。
今週は8月17日までに観るべきボストン周辺の5本の映画を紹介します。
『Lost in Translation』(2003)
ソフィア・コッポラ監督のアカデミー賞を受賞した作品『Lost in Translation』を再訪してみましょう。
この映画は、東京でつながりを求める二人の孤独な魂を描いています。
ボブ(ビル・マーレイ)は、東京でCMを撮る羽目になった落ち目の映画スターで、シャーロット(スカーレット・ヨハンソン)は、自分の未来に不安を抱く若い女性です。
ホテルのバーで出会った彼らの関係は、メランコリックな雰囲気と、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケビン・シールズによる夢ポップのサウンドトラックによって引き立てられています。
上映は8月12日午後7時から。
上映時間は102分。
チケットは12.50ドル。
場所はランドマークケンブリッジ映画館、住所は355 Binney St., Cambridgeです。
詳細はlandmarktheatres.comをご覧ください。
『Barbie』(2023)
2023年にピンクに身を包んだファンで賑わった映画『Barbie』を大画面で再観賞しましょう。
グレタ・ガーウィグ監督のこのブロックバスターコメディは、夏のセンセーションとなりました。
マーゴット・ロビーが、現実の世界に足を踏み入れることで自分自身の信念が揺らぐバービー人形を演じ、ケン(ライアン・ゴスリング)は、バービーに対する感情に自分の自尊心を持つことに魅了され、パトリアルキーの構造に目を奪われます。
このスターが揃ったコメディは、無料上映されますので、ぜひピンクを着てお越しください。
上映は8月13日午後9時から。
上映時間は114分。
場所はアンカー、住所は1 Shipyard Park, Charlestownです。
詳細はeventbrite.comをご覧ください。
『A New Leaf』(1971)
エレイン・メイのボックスオフィスの失敗作からカルトクラシックとなった『A New Leaf』がブラトルシアターで初めて上映されます。
このコメディでは、ハンリー(ウォルター・マタウ)が財産を浪費し、親切で反応が遅い裕福な女性ヘンリエッタ(メイ)と結婚し、彼女を毒殺することを目指します。
ブラトルシアターのクリエイティブディレクター、ネッド・ヒンクルによれば、この映画は上映が難しい作品であり、特にフィルムプリントの劣化が原因です。
新しい4Kリストレーションでこのカルト名作を楽しめます。
上映は8月15日午後6時から。
上映時間は102分。
チケットは16.50ドル。
場所はブラトルシアター、住所は40 Brattle St., Cambridgeです。
詳細はbrattlefilm.orgをご覧ください。
『Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit』(2005)
イギリスのクレイアニメーションキャラクター、ウォレスとグローミットが新たな心温まる冒険に挑む『The Curse of the Were-Rabbit』をお見逃しなく。
農作物を食べるウサギを撃退するために町を助ける中で、巨大な作物を食べる「ウェアラビット」に直面します。
上映は8月15日午後8時から。
上映時間は85分。
無料で楽しめます。
場所はケンブリッジのKendall/MITオープンスペース、住所は292 Main St., Cambridgeです。
詳細はopenspace.mit.eduをご覧ください。
『Malcolm X』(1992)
スパイク・リー監督のオスカーにノミネートされた伝記映画『Malcolm X』を大画面でお楽しみください。
デンゼル・ワシントンがマルコム・Xを演じ、3時間に及ぶこの映画は、彼の人生を網羅的に描写しています。
ボストンのロクスバリーでの青春から60年代の暗殺まで、彼の軌跡をたどります。
上映は8月16日午後3時から。
上映時間は202分。
チケットは19.48ドル。
場所はアラモドラフトハウスシネマボストン、住所は60 Seaport Blvd.です。
詳細はdrafthouse.comをご覧ください。
画像の出所:bostonglobe