映画ファンの皆さん、ボストン地域での特別な映画上映情報をお届けします。
この週末、レトロな名作からアニメーションの傑作、そしてコメディの傑作まで、多彩な映画が上映されます。特に注目は、ハヤオ・ミヤザキ監督の「となりのトトロ」です。
「となりのトトロ」(1988)は、ハヤオ・ミヤザキ監督とスタジオジブリが創り上げた忘れがたいアニメーションファンタジーです。物語は、田舎に新しく引っ越してきた姉妹のサツキとメイが、森で出会ったさまざまな神秘的な精霊たちに育まれる様子を描いています。特に、彼女たちの前に現れる巨大なウサギのクリーチャー「トトロ」の存在は、観客に感動を与えます。
この美しい手描きのアニメーション、繊細な音のデザイン、そしてクラシックなスコアが織りなす世界を、ぜひ劇場で体験してください。上映は7月22日と23日の午後7時からで、チケット価格は20.69ドルです。
続いては、「ミーン・ガールズ」(2004)の無料屋外上映です。公開から20年を迎え、映画はミュージカルとしての新たな評価を得ています。この作品では、アフリカでホームスクールを受けていたキャディ・ヘロン(リンジー・ローハン)が、アメリカの公立高校で直面する人間関係の葛藤を描いています。
7月23日午後8時から、チャールズリバー・スピードウェイにて上映され、人気女の子レジーナ・ジョージ(レイチェル・マクアダムス)と、社会的にはアウトサイダーであるジャニス・イアン(リジー・キャプラン)の間で翻弄される彼女の姿に、共感を呼び起こされます。
次にご紹介するのは、異色のディザスター映画「シャークネード」(2013)です。海のサメが竜巻に巻き上げられ、ハリウッドの海岸に押し寄せるという衝撃的な物語です。サーフィンのプロであるフィン・シェパード(イアン・ジーリング)が、飛び出してくるサメたちに立ち向かう姿に拍手喝采が送られます。
この映画は今回、ニューヨーク水族館での特別上映が決定しました。上映日は7月24日午後7時から、チケット価格は10ドルです。
そして「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」(1975)の特別上映が行われます。この映画は、アーサー王伝説を無邪気に風刺した作品で、50周年を迎えます。
様々なナンセンスな騎士たちが登場し、ココナッツの馬や、凶暴なウサギを巡る冒険が繰り広げられます。上映日は7月25日から27日の間で、各種時間に上映され、チケットは16.50ドルです。
そして、もう一つの見逃せない上映は、「シュレック」(2001)です。すべてがひとつのアニメーションに詰まったこの作品は、マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィ、キャメロン・ディアスなどの豪華声優陣が魅力を引き立てています。
このダークなファンタジーは、王女を救うために仲間のロバと冒険を繰り広げるアウトサイダーオーガの物語です。7月26日の日没時に、プルデンシャルセンターにて無料上映されます。
最後に、リンジー・ローハン主演の「親ウェル賛成」(1961、1998)のダブルフィーチャーが上映されます。この映画では、双子の姉妹が離れ離れに育った後、再会して父母を引き合わせるための計画を立てます。
7月27日午後2時から、サマーセットシアターで上映され、チケット価格は19.50ドルです。
映画の上映に関する詳細は、各劇場の公式サイトで確認できます。
画像の出所:bostonglobe