サンディエゴ出身のバンド、ザ・セイクリッド・ソウルズは、2019年の結成以来、市内の親密な会場でのレジデンシーを通じてファンの基盤を築いてきました。
今年は彼らにとって特に素晴らしい年となり、4月にはコachella Valley Music & Arts Festivalで両週にわたって評価の高いパフォーマンスを披露しました。
夏には、ロードアイランド州の著名なニューポートジャズフェスティバルや、イギリス、フィンランド、イタリア、ベルギー、オランダの有名な音楽祭でも演奏しました。
最近では、カリ・ウチスとの北米ツアーを成功裏に終え、アメリカ全土のアリーナでパフォーマンスを行いました。
特に、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの2公演や、サンディエゴのペチャンガアリーナでの8月24日のコンサートが話題となりました。
ザ・セイクリッド・ソウルズは、1960年代のR&Bとチカーノ・ソウル音楽に根ざした新たな楽曲を作り上げることで、地元バンドが全球的な影響力を持つことの証となっています。
ボーカルのジョシュ・レイン、ベーシストのサル・サマーノ、ドラマーのアレックス・ガルシアといったメンバーの熟練のスキルと根気強さが、その成果です。
ジョシュ・レインは、サム・クックやカーティス・メイフィールドの伝統を深く学びながらも、自身のスタイルを加えることに秀でた柔軟なトレーニングを受けた歌手です。
また、ガルシアとサマーノからなるリズムセクションは、そのシンプルな演奏スタイルで、楽曲を支える役割を常に果たしています。
彼らの最新シングル「We Don’t Have To Be Alone」は、甘美なラブバラードとして注目を集めています。
彼らが今週金曜日に4600席のキャルコースト信用組合アンフィシアターで行うコンサートのチケットは、驚くべき速さで売り切れ、追加公演が本日木曜日に行われることが決定しました。
一方、アートゥーロ・オファリル・アフロ・ラテン・アンサンブルは、ファンダンゴ・フロンテリゾ・コレクティーボとともに、サンディエゴ・ティファナ国際ジャズフェスティバルに参加します。
メキシコシティ出身であり、UCLAのグローバル・ジャズ・スタディーズの教授であるアートゥーロ・オファリルは、このフェスティバルに非常にふさわしいアーティストです。
彼が2018年に行った「Fandango at the Wall」のパフォーマンスは、映画ドキュメンタリーや、本、グラミー賞を受賞したアルバムに発展しました。
さらに、2022年にはサンディエゴ交響楽団が主催するアンコールコンサートが行われました。
オファリルは、ホルヘ・カスティージョが率いるファンダンゴ・フロンテリゾ・コレクティーボとともに、エスコンディードで数曲を披露します。
この公演は、オファリルとカスティージョの歴史的なコラボレーションを新たに体験する貴重な機会を提供します。
さらに、このフェスティバルには受賞歴のある歌手ガブリエル・カバッサやルシア、故ジェームズ・ムーディへのオールスタートリビュートも含まれています。
日程は、土曜日の午後3時、カリフォルニア芸術センター、エスコンディードで行われ、料金は42ドルから118.80ドルです。
また、マックス・ヘイマー・トリオは、ユダヤのジャズレジェンドへの華麗なトリビュートを発表します。
トランペットのダイナモアー、アートゥーロ・サンドバルやボーカルのスター、ジェーン・モンハイトのバンドでも活躍してきたマックス・ヘイマーは、2020年に「Whirlwind」という著名なソロアルバムをリリースしました。
どのジャズレジェンドを敬うのかは不明ですが、選択肢は多岐にわたります。
日程は日曜日の午後3時30分、ローレンスファミリー・ユダヤ人コミュニティセンター、ラホヤで行われ、料金は22ドルから24ドルです。
他にもおすすめのイベントには、10月3日(金)にソーダバーで行われるブラック・ジョー・ルイス&ザ・ハニービアーズの公演、10月4日(土)にキャルコースト信用組合アンフィシアターで開催されるUB40とザ・イングリッシュ・ビートの公演などがあります。
また、10月6日(月)にはベリーハップでジョージ・カウモク・ジュニアの公演が、10月7日(火)にはザ・マグノリアでロビン・トロワーの公演が予定されています。
画像の出所:sandiegouniontribune