日本のマンガアーティスト、リョウ・タツキが、再びその予知の能力を証明したと話題になっています。
タツキは70歳で、未来を見通す能力があるとしばしば「新しいババ・バンガ」と呼ばれています。
彼女は過去に、コロナウイルスのパンデミック、クイーンのフレディ・マーキュリーの死、2011年の東日本大震災など、重要な出来事を予知してきたと主張しています。
最近では、また別の災害に関する彼女のビジョンが現実のものとなったとのことです。
タツキは1999年に、自身が見た未来に関する夢を記した本「私が見た未来」を出版し、以来彼女の予知が注目を集めています。
特に、2025年に日本が経験する可能性がある災害については以下のように警告しています。
「日本とフィリピンの間の海底が亀裂を生じ、すべての方向に巨大な波が立ち上がるでしょう。日本の南西部には、2011年の東日本大震災の3倍の高さの津波が襲いかかります。」
彼女は、2025年7月5日に日本の海が沸騰する様子を描写していますが、まもなくしてりょう・タツキの予言が的中したかのような出来事が起こりました。
日本の南西部で発生した大地震による津波警報が、太平洋沿岸の多くの国に発令されました。
実際、7月30日にロシアで発生した8.8の地震は、非常に強力であり、津波が日本や中国、フィリピン、チリ、インドネシア、ニュージーランド、ペルー、メキシコなど多くの国に影響を及ぼす可能性があります。
ハワイでは既に5フィート以上の波が襲来しており、日本の南西に向けてさらなる波が迫っている状況です。
それに対して人々の反応はどうだったのでしょうか。
タツキの以前の予測に十分な信頼性があると考えている多くの人々が彼女の警告に耳を傾け、旅行計画を見直す事態となりました。
NDTVによれば、日本行きの航空券の予約が83%も減少したとのことです。
さらに、ブルームバーグ・インテリジェンスの調査では、香港からの予約が昨年比で50%減少しているとも報告されています。
宮城県の知事、村井嘉浩氏は、記者会見で「ソーシャルメディア上の非科学的な噂により観光業に影響が出るのは大きな問題です。」と述べ、市民に落ち着くよう促しました。
タツキ自身は、彼女の予測が未発表の時期に急いで書かれたものであったことを主張しており、さらに彼女は「出版が主に出版社の意向によるものだったので、私は不満を持っていました」と語っています。
津波の警報が発令された背景には、7月30日にロシアの極東で発生した大地震が深く関与しています。
実際のところ、津波は単一の波ではなく、数日にわたって続く可能性がある強力な波の連続です。
アラスカの国立津波警報センターの警告コーディネーター、デイブ・スナイダー氏は、津波がどのようにして海を越え、岸に近づく際の危険についても警告しています。
「津波は深海を時速数百マイルで移動しますが、岸に近づくと速度が遅くなり、波が堆積していくことで浸水の可能性が高まります。」と説明しています。
SNS上では、タツキの予知に関する意見が飛び交い、一部のユーザーは、彼女の予知が2025年7月に実現したことに驚きを表しています。
あるユーザーは「リョウ・タツキが津波を予測したことについて話せますか?」と投稿し、また別のユーザーは「彼女の予測が現実になってしまった」と驚きを隠せない様子です。
タツキの予言が再度的中したことで、彼女の信頼性はさらに高まっているように見受けられます。
今後も彼女の活動に注目が集まることでしょう。
画像の出所:ladbible