日本の気象庁は、水曜日の朝にロシアのカムチャツカ半島近くで発生した強力な8.8マグニチュードの地震に伴い、日本の太平洋沿岸に津波警報を発令しました。
この警報は、以前の津波注意報から引き上げられたものであり、津波が日本の北部の沿岸に到達するのは警報発令から30分以内とされています。
アラスカにある国立津波警報センターは、アラスカのアリューシャン諸島の一部に対して津波警報を発令し、カリフォルニア、オレゴン、ワシントン州、そしてハワイを含む西海岸の一部には注意報を発表しました。
メドフォードの国立気象サービスは、オレゴン州の沿岸住民、特にカリー郡の住民に対し注意を促しています。
日本の気象庁によると、地震は午前8時25分(GMT火曜日23時25分)に発生し、初期のマグニチュードは8.0でしたが、その後8.7、最終的に8.8に更新されました。
震源地は北海道から約250キロメートル(160マイル)離れていることが確認されていますが、同地域ではわずかに揺れが感じられた程度でした。
アメリカ地質調査所(USGS)は、地震の深さを19.3キロメートル(12マイル)と報告しており、付近のペトロパブロフスク・カムチャツキー市では、多くの人々が靴も着用せず外に飛び出す様子が見られました。
タス通信によれば、同市では家具が倒れ、鏡が割れ、車が揺れ、建物のバルコニーも明らかに揺れたという報告があります。
また、ペトロパブロフスクの首都では停電や携帯電話の通信障害も発生しています。
日本政府は、緊急事態に備え情報収集と対応のためのタスクフォースを設置しました。
東京大学の地震学者である坂井俊一氏は、遠方の地震が浅い震源であれば日本に津波を引き起こす可能性があることをNHKに述べています。
日本は「環太平洋火山帯」に位置するため、地震の多発地域として知られています。
今年7月にはカムチャツカ沖で最大7.4マグニチュードの地震が発生し、最も大きな地震の震源地は20キロメートルの深さで、ペトロパブロフスク市から144キロメートル(89マイル) eastでした。
1952年11月4日には、カムチャツカで発生した9.0マグニチュードの地震が被害を引き起こしましたが、死者は報告されていませんでした。この地震はハワイで9.1メートル(30フィート)の津波を引き起こしました。
画像の出所:opb