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日本国政府を代表して、在マイアミ日本総領事館の中野淳也総領事が、マイアミ日本庭園の会長リチャード・デルヴェッキオ氏に「旭日小綬章」を、前在マイアミ日本総領事館職員のアーネスト・アギア氏に「聖寿章」を授与する栄誉に預かりました。

「旭日小綬章」は、日本の天皇から授与されるもので、友好関係の促進に寄与した日本人および外国人に贈られます。

同様に「聖寿章」は、公共の奉仕や社会への貢献を通じて顕著な業績を上げた個人に授与されます。

授与式は、在マイアミ日本総領事公邸にて、デルヴェッキオ氏とアギア氏の家族、親しい友人、地域社会や団体の名士たちが見守る中で行われました。

アーネスト・アギア氏は、1998年に在マイアミ日本総領事館に勤務を開始し、2024年6月に定年退職するまで、政治経済部門の上級政治アナリストとして26年以上にわたり、日米フロリダ関係の強化に尽力してきました。

彼は米国およびラテンアメリカの政治経済に関する深い専門知識を持ち、分析、プロジェクトコーディネーター、地域内の重要なネットワーク維持において重要な役割を果たしました。

その長年の献身は、2009年と2018年に外務省からも長寿賞として認められました。

一方、リチャード・デルヴェッキオ氏はブルックリン出身で、2005年にマイアミの日本コミュニティと関わるようになりました。

彼はその年に、鹿児島市からの代表団を迎える「鹿児島マイアミデー」をマイアミデードカレッジで行い、マイアミと鹿児島の姉妹都市の絆を深める手助けをしました。

また、アームストロング・トヨタから支援を得るなどの戦略的な広報活動を通じて、南フロリダにおける日本文化や製品の普及に貢献しました。

2010年には、マイアミ日本庭園の会との連携を強化し、文化祭の拡大に取り組みました。

2011年に会長に就任した後は、祭りやパートナーシップ、地域社会へのアウトリーチを通じて、日本文化の普及を目指して組織をリードしました。

彼の継続的な努力は、地域の日本に対する理解を深めるとともに、日米関係の持続的な絆を築く手助けとなっています。

在マイアミ日本総領事館は、デルヴェッキオ氏とアギア氏の受章に心からお祝い申し上げます。

彼らの文化交流や外交的努力への尽力を通じて、両国の間に持続的な架け橋が築かれ、大いに意義深い関係が豊かにされています。

日本国政府は、彼らの貴重なサービスに深い感謝の意を示し、今後も有意義な結びつきの成長を期待しています。

画像の出所:citybiz