Thu. Jul 3rd, 2025

2023年のフォーミュラ・リージョナル日本選手権の第二ラウンドが富士スピードウェイで開催され、鈴木と梅垣が各レースで勝利を収めました。

梅垣は週末のプラクティスで1分37.2秒を記録し、0.036秒差で大宮をリードし、鈴木に対しても0.091秒の差をつけました。

予選の1回目では、梅垣が1分37.811秒をマークし、鈴木を0.067秒抑えてポールポジションを獲得しました。大宮は0.561秒遅れて3位、ウラベは0.805秒差で4位でした。

予選の2回目では、再び梅垣が1分37.421秒を叩き出し、鈴木に対して0.094秒の差でポールを獲得しました。大宮とウラベはそれぞれ0.462秒、0.767秒差で続きました。

レース1では、梅垣がスタートに失敗し、すぐに4位に後退しましたが、鈴木は開幕コーナーでリードを保ち、梅垣はラップ1で1つポジションを挽回しました。

梅垣は2周目にウラベの外側からオーバーテイクを狙いましたが、ターン1で深く入りすぎて再び後方に下がりました。

しかし、3周目に再びウラベにアタックを仕掛けましたが、この間にアナ・イノツメとジョンウェイ・ワンがダンロップシケインでクラッシュし、セーフティカーが導入されました。

7周目にレースが再開されると、梅垣はすぐに攻撃を仕掛け、ターン1の外側で先行しましたがロックアップして3位に戻りました。

8周目に内側を狙った梅垣は深く入り込んでウラベに戻され、3位を守ることになりました。

梅垣は9周目にウラベをオーバーテイクし、鈴木との差を2.9秒から1.3秒へと縮めました。

レース2では梅垣が良いスタートを切り、大宮が出遅れる中、ポールの鈴木が内側に進路を取ることで防御しました。

ターン3ではドラマがあり、鈴木がリードを奪い、梅垣がダンロップシケインで2位を取り戻しました。

ウラベはターン14でオフコースとなり順位を下げ、チョンフア・リンが4位に位置しました。

ラップ15でトップ2の差は0.5秒に縮まりましたが、梅垣にトラブルが発生し、鈴木との差が1.8秒へと広がりました。

梅垣は最速ラップを連続して記録し、鈴木が12周目に交通渋滞に遭遇したことで差を詰めます。

14周目のターン1では鈴木が防御を試みましたが、最終ラップのターン14では鈴木が深く入りすぎ、梅垣がすかさずオーバーテイク。

鈴木の優れたエグジットスピードでもって、彼はターン15を出る際に再びリードを獲得しました。

しかし、梅垣は最終コーナーに深いラインを取ることでピットストレートでのスピードアップを狙い、鈴木が内側を守ったにも関わらず、梅垣は並走し、0.038秒差で勝利を収めました。

レース結果は以下の通りです。

レース1の結果(15周):
1位 鈴木 (TOM’S) 29分14.085秒
2位 梅垣 (TOM’S) +1.308秒
3位 ウラベ (B-MAX Racing) +8.006秒
4位 大宮 (Ponos Racing) +8.530秒
5位 リン (Ragno Motor Sport) +14.578秒
6位 鳥羽 (Aiwin) +18.774秒
7位 ジア (B-MAX Racing) +27.543秒
8位 入江 (藤田薬局レーシング) +27.963秒
9位 アキタ (アビー Racing) +28.758秒
10位 赤松 (イーグルスポーツ) +31.923秒
ポール: 梅垣 1分37.811秒
最速ラップ: 梅垣 1分37.256秒

レース2の結果(15周):
1位 梅垣 24分29.133秒
2位 鈴木 +0.038秒
3位 大宮 +13.431秒
4位 リン +22.424秒
5位 鳥羽 +25.866秒
6位 アキタ +26.636秒
7位 ジア +41.115秒
8位 赤松 +41.975秒
9位 入江 +42.439秒
10位 イノツメ (ヒトツヤマレーシング) +43.143秒
ポール: 梅垣 1分37.421秒
最速ラップ: 梅垣 1分37.385秒

画像の出所:formulascout