画像の出所：https://www.independent.co.uk/news/world/americas/us-politics/german-tourists-deported-hawaii-cbp-b2736655.html
二人の旅行好きなドイツのティーンエイジャーが、米国への旅行計画を狂わされ、入国拒否されて拘留されたと報じられています。
19歳のシャルロッテ・ポールと18歳のマリア・レペールは、ベルリンから約140マイル北にあるロストック出身で、ハイキングを楽しむためにハワイの島々を巡る予定でした。
彼女たちは、ニュージーランドとタイを訪れた後、3月18日にホノルルに到着しましたが、必要な電子渡航認証（ESTA）を持っていたにもかかわらず、米国への入国を拒否されたとドイツの新聞『オステー・ツァイトゥング』が報じています。
ポールとレペールは、ホノルル国際空港で何時間も尋問され、ボディスキャンやストリップサーチを受けたとされています。
最終的に、米国税関国境警備局の職員は彼女たちの入国を拒否し、強制送還すると告げました。
「まるで夢の中にいるようでした。」とレペールは語っています。「アメリカで何が起きているのかについて少しの情報は得ていましたが、それがドイツ人に適用されるとは思っていませんでした。それはおそらく非常にナイーブでした。私たちはとても小さく無力に感じました。」
役人たちは、彼女たちがハワイの五週間の滞在に必要な宿泊施設をすべて予約していなかったことから、潜在的な不法労働の意図を疑ったとされています。
「五週間の滞在に対して、すべての宿泊施設を予約していないことが怪しいと見なされたのです。」とポールは言いました。
「私たちは、タイやニュージーランドでやったように、気ままに旅行したかったのです。」
ポールとレペールは手錠をかけられ、緑色の囚人服を着せられたと報告しています。
彼女たちは、他の重罪を犯したとされる拘留者たちと隣接している拘留室に置かれ、冷たい二人用のセルでカビの生えたマットレスの上で一晩を過ごしました。
3月19日、若い旅行者たちは手錠をかけたままホノルル国際空港に戻され、東京行きの便を要求しました。
逮捕から三日後、彼女たちは東京、カタール、フランクフルト経由でロストックに帰りました。
ドイツ外務省は、ポールとレペールのケースに関与し、彼女たちの経験に対して領事支援を提供したと述べています。
このオフィスは、ESTAの承認が米国への入国を保証するものではないことを旅行者に再確認しました。
この決定は到着時の入国管理官の判断に委ねられています。
ドイツは先月、ドナルド・トランプの国境厳格化政策に伴い、米国への旅行勧告を更新しました。
この入国管理官による査察が導入されてから、一部の訪問者の乱暴な体験を受けて、電子渡航認証やビザが入国保証につながらないことが強調されました。
西欧の旅行者は、今年の3月において12パーセントの大幅な減少が見られ、これはパンデミック以外で最も大きな減少の1つです。
ロストックへの帰路をたどったドイツの旅行者も同様に、昨年同時期と比較して28パーセント以上の減少を示しました。
『インディペンデント』は、CBPおよびドイツ外務省に追加情報を求めています。