Sun. Jul 13th, 2025

画像の出所:https://www.boston.com/community/the-b-side/higher-ed-unionization-on-the-rise-bu-strike/

ボストンの教育機関で労働組合が急増しています。特にボストン大学の大学院生が注目されています。これらの学生は現在、10年間で最も長い大学院生のストライキを行っています。

米国全体で、大学院生の労働組合化は増加しており、2012年以降、組合化された大学院生の数は133%増加し、現在ではすべての大学院生の38%が組合に加入しています。174,000人の大学院生のうち、64,000人が2021年から2023年の間に組合化されています。

その背景には、若い世代がより積極的になっていることがあります。多くの人が「黙って働く」ことが良いとされる環境で育ちましたが、若者たちは「自分の生活を良くするためには、システムを変える必要がある」と理解するようになっています。これは、オンライン活動や大規模な社会正義運動による影響も大きいとされています。

また、大学が掲げる多様性・公平性・包括性の価値観(DEI)が実際には実践されていないと感じる学生も多いです。ボストン大学の大学院生は、27,000ドルから40,000ドルの報酬を得ていますが、ボストンでの生活費には不十分です。この大学が平等を目指すのであれば、多様な背景を持つ人々が参加できるように家賃を払える環境が必要だと指摘されています。

交渉の場では、労働者と経営陣の間に明確な乖離があります。高等教育機関は「階層的」であり、労働者が交渉相手の理解からもれがちです。さらに、多くの大学は集団交渉の経験が不足しているため、交渉プロセスを妨げる複雑な問題が発生する可能性があります。

しかし、最近の状況は前向きに進展しています。ボストン大学が提案した契約は、賃金の引き上げと福利厚生を含むもので、労働者の声に耳を傾けていることを示唆しています。大学院生の組合によると、大学は重要な問題に関して大きな動きを示しており、前向きに交渉が進んでいると述べています。

ボストンの学生たちの動きは、全国的なトレンドの一部だと言えます。

引き続き注目していきたい問題です。

さて、ボストンの他のニュースとして、サムナートンネルの閉鎖が完了したことが挙げられます。87日かかり、59の週末と4307トンのアスファルトを使って行われた1億6000万ドルの改修工事が「実質的に完了」しました。

小さな問題や仕上げが残っているものの、閉鎖は完了し、今後はオフピーク時間に一部の車線制限が行われる予定です。このプロジェクトは数年をかけて計画されていましたが、ドライバーへの影響を最小限にするための見直しにより、41日早く完了しました。

続いて、プロ・パレスチナ運動のキャンパス抗議活動も続いています。タフツ大学は、「すべての活動、イベント、会議を停止するよう」にサウジアラビア正義の学生団体を一時的に停止しました。大学は、同団体が更新された抗議及び活動ガイドラインに違反したと発表しましたが、学生たちがこの警告に従うかどうかは不透明です。

そして、マサチューセッツ州のアンドレア・キャンベル検事総長が、ティックトックの麻薬的要素について言及したことも注目です。マサチューセッツ州は、ティックトックが若者のメンタルヘルス危機に貢献しているとして、他の州と共に訴訟を提出しました。

この訴訟では、同プラットフォームが若者をターゲットにしており、その影響が睡眠障害や精神的な問題につながっていると訴えています。

また、MBTA(マサチューセッツ湾交通局)は、一般市民に新しい「MBTA Go」アプリのベータ版をダウンロードするよう呼びかけています。このアプリはMBTAのサービス情報をリアルタイムで提供し、現在、iOS 17以上のiPhoneで利用可能です。

最後に、特別なバケーションについての情報です。シークリストビーチリゾートが、ゴールデン・レトリバー専用のビーチバケーションを提供しています。10月18日から20日の週末、リゾートでは「犬の極寒ダイブ」や「ゴールデンBBQ」などのプログラムが用意されています。

このパッケージを予約することで、割引料金、ペット料金の免除、そして愛犬への特別なアメニティが用意されるそうです。また、Instagram用の写真撮影の機会が常に提供されます。

このようにボストンでは、教育問題だけでなく、さまざまなトピックが注目されています。そして、それらの動きは市の未来へ向けた希望の光といえるでしょう。

このような状況を通じて、私たちは地域のニュースやアップデートに追いつき、コミュニティの一員としての意識を高めることができます。

今回のニュースも、引き続き注視していきたいと思います。