カメリン・インゼルスバーガー、カーター・ジェイコブソン、ガブリエル・エルナンデスの親友三人組は、家の火事から二匹の犬を救った英雄的な行動に対して、学校と地域社会から称賛されました。
彼らは、庭仕事をしていたところにちょうど道を挟んだ家が煙を上げているのを見つけて、最初にその家に駆けつけました。
ガブリエルは、「ドアを叩いても、呼び鈴を鳴らしても誰も出なかった」と語ります。
「その時、カーターが『中に犬がいる』と言ったんです。」
カメリンは、救助の時に何を思っていたかはあまり覚えていないものの、その瞬間に「私たちにはやるべきことがある。何かを救わなければならない」と考えていたことは覚えています。
プロパンタンクが爆発し、火が他の家に広がりつつあり、彼らのアドレナリンは高まりました。
少年たちは玄関のドアを蹴破り、家の中に入って誰かがいるかを確認しました。
彼らは怖がる犬をつかまえて外に運び出しましたが、火はさらに早く広がっていました。
ガブリエルは、危険について考えたのは後になってからで、自分の髪の毛が焦げていたのに気づいたといいます。
「中にいたことを後悔してはいないけれど、もっと注意すべきだったことは後悔しています。」
彼の母親であるガブリエラ・アギロンは、最初に息子を叱ったのはその安全を心配してのことでしたが、同時に、彼女が本来教え込んだ価値観を助けとして育った息子に誇りを持っています。
「息子が成長して、彼の将来のために目指す人間に近づいていることを実感した瞬間でした。」とアギロンは語ります。
彼女は、友人や地域社会が息子に与えた良い影響に感謝しています。
カーターの母親であるハイディ・ジェイコブソンは、彼女の息子は常に人を助けたいと思っていると話します。
「私は『もう燃えている家に飛び込むな！』と言ったけれども、彼らはまたすぐにそれをするでしょう。」
若者たちは、火事から数週間後に、学校と市の関係者からサプライズ訪問を受けました。
彼らは、ウェスト・ジョーダンの消防士や警察官、市議会のメンバー、ジョーダン学区の代表、カッパー・ヒルズ高校の教職員や学生から拍手と称賛を受けました。
彼らはカッパー・ヒルズ高校の校長ライ・ギャリソン、学生会長、ジョーダン教育財団のディレクターであるマイク・ヘインズ、ウェスト・ジョーダン市の市長ダーク・バートンから感謝の印やトークンを受け取りました。
ジョーダン学区の安全ディレクターであるマット・アルバーナズは、軍や法執行機関の「優秀賞の伝統」に則り、特別なチャレンジコインを各少年に贈呈しました。
「チャレンジコインは、社会の日常的な期待を超えた行動をする人々に対する感謝と尊敬の印として贈られます」とアルバーナズは説明しました。
彼は、この学校区で働く中で、学生にチャレンジコインを授与するのはこれが二例目だと述べています。
ウェスト・ジョーダンの消防士と警察官は、危険な状況の中での彼らの迅速な行動に感謝の意を表しました。
消防署長のデレク・マックスフィールドは、彼らが火事の調査に重要な情報を提供したと述べました。
彼らは現場に最初に到着したため、火事の発生場所に関する詳細を提供することができました。
ゴンザレス一家は、火事によって家や持ち物を失った後、その家族の犬であるロッキーとシンバを救ってくれた少年たちに心からの感謝を表しています。
「私たちは彼らに永遠に感謝しています。私たちの家族は一つのままでいられるからです。」とゼラ・ゴンザレスは述べています。
画像の出所：westjordanjournal