日系ウィーク財団は、このたびダグとクリス・アイハラ、そしてアザイレストランに対してフランシス・K・ハシモト地域サービス賞を授与することを嬉しく発表しました。
この賞は、南カリフォルニアの日系アメリカンコミュニティへの顕著な貢献をした個人や団体を表彰するものです。
今年の年次賞授与イベントは、8月9日にアラタニ劇場(リトル東京、サンペドロ通り244番地)で行われ、午後6時30分に開始されます。
入場券はオーケストラで95ドル、バルコニーで65ドルとなっています。
このコロネーションおよび賞授与式では、今年のグランドマーシャル、トーマス・イーノやパレードマーシャル、イースト・ウェスト・プレイヤーズが表彰されることもあわせて発表されます。
さらに、インスピレーション賞の受賞者として、マイケル・オカムラと日本アメリカベトナム退役軍人が認められます。
詳細については、日系ウィーク財団(電話: 213-687-7193)にお問い合わせください。
チケットはJACCCのウェブサイトまたはアラタニ劇場のボックスオフィス(電話: 213-680-3700)で購入可能です。
ダグとクリス・アイハラは、特にダグが極めて長い間リトル東京コミュニティと深い関わりを持ってきました。
彼の父、ルイス・アイハラは1946年にサンペドロ通りにアイハラ保険会社を開業し、ダグはその後退職するまでその経営を引き継いでいました。
アイハラ家はリトル東京のさまざまな団体や活動に強い結びつきを持ち続けています。
ダグとクリスにとって、70年代の学生運動は、日系アメリカンコミュニティとのつながりを保つ重要性や、その独自のアイデンティティや未来、メンバーの福祉を守る必要性を再確認させました。
ダグはアジア系アメリカ人の新聞「ギドラ」のメンバーであり、ビジュアル・コミュニケーションズの初期の理事でもありました。
クリスは1982年に日系アメリカ人文化・コミュニティセンター(JACCC)で働き始め、多くのプログラム、たとえばコトハジメや子供の日を開始し、日本アメリカ文化に関する解説教材を執筆しました。
JACCCの常務理事を退職後、クリスはリトル東京サービスセンターのスタッフに加わり、彼女のキャリアの中で最も充実したプロジェクトのひとつであるテラサキ・ブドカンの完成に貢献しました。
リトル東京での活動を通じて、ダグとクリスは他の多くの日本人コミュニティ団体にもボランティア活動を広げました。
ダグはセンシン仏教寺院やリトル東京コミュニティカウンシルの理事を務め、またキロの理事も務めていました。
クリスはロサンゼルス市のコミュニティ諮問委員会やカリフォルニア日系アメリカンコミュニティリーダーシップ評議会でも活動していました。
現在、2人は引退していますが、地域活動にはまだ積極的に関与しています。
クリスは娘婿のリサと共に日本アメリカ文化に関する子供向けの本を制作しています。
ダグとクリスには4人の成人した子供、3人の嫁、7人の孫がいます。
アイハラ一家はリトル東京の通りをよく散策している姿を見かけることがあります。
アザイは家族経営のレストランで、リトル東京コミュニティとの深いつながりを反映しつつ、世界的な料理シーンともつながりがあります。
このレストランの名前は、創設シェフでオーナーのヒロセ・アキラが初めて料理の訓練を受けたロワールバレーの町に由来します。
アザイは、1946年にオープンしたアンゼンハードウェアの元のスペースにあります。
ヒロセは京都生まれで、18歳でフランスに移り、アザイやパリのキッチンで7年間修業を積みました。
その後、ロサンゼルスに移り、再び京都に戻り、最初のレストランを開業しました。この1990年代初めに、夫と2人の子供、ミッシェルとフィリップを持ったヒロセは、南カリフォルニアに戻り、パサデナでメゾン・アキラを開店しました。
アザイのメニューや文化、コミュニティプログラムは、ヒロセの料理の世界における数々の経験を反映しており、彼が築いた人間関係が今も食に表れています。
現在、アザイはヒロセの息子フィリップによって管理され、フランス、日本、日系アメリカン文化を結びつける家族の遺産を受け継いでいます。
ヒロセ家にとって、これは1月の南カリフォルニアの火災に影響を受けたコミュニティを支援し、避難者や第一応答者に弁当を提供するような瞬間を含んでいます。
彼らは現在もその活動を続けています。
アザイはスタッフやコミュニティのサポートを受けながら、シェフ・アキラの広範なビジョンを基にしたレストランのでした。
画像の出所:rafu