ソルトレイクシティの住宅公社(HASLC)は、新たに本社を構えるボールパーク地区で早速開発の動きに入っています。
今月初め、HASLCはソルトレイクシティに対して、いくつかの区画を統合し、MU-5への土地利用変更を申請しました。
この変更により、最大55フィートの建物高さが認められることになります。
現在、ほとんどの土地はRMF-35に区分されており、建物の高さは35フィートで制限されています。
この申請が通れば、住宅公社が現在の本社である1776 S. West Templeと近隣の空き地を開発し、約250〜280ユニットの手頃な価格の住宅を持つ新しい建物を3棟ほど建設することが可能となります。
開発プランの説明書には、「現在の区分けと分譲された土地は、必要な密度を支えることができず、物件の境界線や後退が大幅にコストを上昇させ、プロジェクトの収益を低下させる」と記されています。
「この申請の承認は、住宅公社の使命とソルトレイクシティの優先事項である地域社会のための手頃な住宅提供をサポートするものです。」
市に提出されたプロジェクトのレンダリングには、開発の概要が示されており、現在の施設であるジェファーソンサークルという20ユニットの多世代アパートの一部が取り壊される可能性があります。
この開発計画の説明書によれば、要求されているゾーニング変更により、おおよそ230〜260の手頃なユニットが増加することが予想されています。
HASLCは、タペリガーデンやタペリスプリングスなど、近隣にも住宅開発を持っています。
詳細はあまり示されていませんが、提出された書類にはこの土地に建設される住宅のタイプが2種類記されています。
一つは、4階の住宅と地上階の駐車場を持つ大型開発です。
もう一つは、地元ゾーニング変更の対象となっていない短いユニットです。
プロジェクト説明書には、駐車場を地上階に設けることで都市部の熱潮湿効果を軽減する手助けとなるとも記されています。
「これらの利点は、内部の区画や後退を除去し、土地を統合した上での再ゾーニングの承認によって実現可能になります。」
4階建てのユニットには住民向けの地上フロアのアメニティが含まれる予定で、住宅公社はアパートを家族用ユニットとして建設する予定です。
住宅公社の土地を利用した開発の提案は、それほど驚くべきことではありません。
今年の夏、HASLCは350 S. 400 E.にあるオキルスクールのビルを新本社として借りる契約を締結しました。
すでに一部のスタッフは新しいビルに移転しているものの、すべてのスタッフが新しいビルに移るのは10月になると、HASLCのダニエル・ナッカーマン所長は述べています。
ナッカーマン所長は以前、HASLCのウェストテンプルのサイトには市場価格のアパートや初めての購入者向けのタウンホームも含まれる可能性があると語りました。
また、地上階に小売スペースが含まれる可能性もあると付け加えたものの、書類ではそのことについては特定されていません。
「地域社会と協力していくことを楽しみにしています。」とナッカーマン所長は先月述べました。
「私たちは、それが住宅地の真ん中にオフィスビルを建てるよりも、本当に良いマッチだと考えています。」
この開発が行われる予定の地域は、別の大規模プロジェクトであるスミスのボールパークの再開発エリアから数ブロックの距離にあります。
その再開発には、新しい図書館、消防署、ホテル、そして多くの住宅ユニットが含まれる予定です。
今回の再ゾーニング申請がソルトレイクシティの都市計画委員会や市議会でどのように審査されるか、またHASLCがいつ建設を始めるかは、不明な点が多いです。
画像の出所:buildingsaltlake