先週、トランプ政権は、全国の学校向けに予定されていた約70億ドルの連邦助成金の凍結を発表しました。
この決定は、サンディエゴでも数千万ドルが影響を受けることを意味しています。
助成金は、放課後プログラム、移民教育、英語学習者支援などを含む複数の教育分野に割り当てられていました。
サンディエゴ郡の地元学校区への影響はどれほど広範囲に及ぶのかは不明ですが、サンディエゴ統一学区の関係者は、影響が一時的なものであっても数年にわたり続く可能性があると述べています。
特に、教員の専門的な研修プログラムが大きな打撃を受ける見込みで、英語を母国語としない学生の指導や特別支援教育の資格取得プログラムの訓練に影響が出ます。
山帝統一学区など他の地区でも、放課後のケアが減少する可能性があり、これは地域の田舎に位置する学校区にとって深刻な問題です。
この地区では、保護者が通勤に長時間を費やしており、子どもたちと学校との間での移動が困難になっています。
さらに、サンディエゴ郡教育局では、移民教育プログラムにも影響が及ぶと予想されています。これは、農業移民の子どもたちが直面している教育のギャップを埋めることを目的としています。
トランプ政権の助成金凍結がその後解除されたとしても、一部の影響は容易には逆転できないかもしれません。
一方、ナショナルシティにある古びた手頃な価格の住宅複合施設では、住民が水漏れ、カビ、ゴキブリ、管理の不備について長年にわたり不満を訴えています。
しかし、このアパート複合施設の所有者は、単なる普通の家主ではありません。
この複合施設は、サンディエゴ郡建設労働組合評議会によって管理されており、その評議会は地域の数十の労働組合を代表しています。
この評議会は、ノンプロフィットとしてこの450ユニットのアパート複合施設を設立し、テナントからの家賃や洗濯料金から年間平均520万ドルの無税の収入を生み出しています。
労働組合のリーダーたちは、しばしばその資金を様々な政治的な目的に投資し、地域の市議会や教育委員会の選挙に影響を与え、労働の利益を進めるための投票イニシアティブに資金を提供しています。
過去5年間で、このアパート複合施設はサンディエゴやチュラビスタの建設プロジェクトに関する労働契約の禁止を解除するためのキャンペーンに約100万ドルを寄付しました。
また、この評議会は、自らのメンバーであるマシュー・レイバ・ゴンザレスをインペリアルビーチ市議会に選出する手助けもしました。
彼はこのアパート複合施設で働くビジネス代表兼政治オーガナイザーとして名を連ねています。
今、評議会は新たな手頃なアパート複合施設の拡張を計画しています。
さて、ポッドキャスト「VOSD Podcast」では、郡の監視委員会が再び民主党の手に戻ったことが話題になっています。
帝国ビーチ市長のパロマ・アギーレがチュラビスタ市長のジョン・マクキャンを特別選挙で破ったことが、郡の今後の方向性にどのような意味を持つのかが議論されています。
その他のニュースとして、グロスマント・ユニオン高校の一部理事が昨年の選挙を操作した可能性があるという報道や、パシフィックビーチのクリスタル桟橋が18ヶ月後に正式に再オープンしたこと、またトランプ政権による移民排除政策が予想とは異なる影響を及ぼしていることなどが挙げられます。
ミッショントレイルでの悲劇的な事故は、公園の安全性向上の計画につながったものの、4年後には連邦助成金のキャンセルや資金問題でプロジェクトが一時中断されているという状況も見受けられます。
この記事はティギスト・レインとテッサ・バルクによって書かれ、アンドレア・ロペス・ビジャファニャによって編集されました。
画像の出所:voiceofsandiego