ウィスキー愛好家にとって、ここはまさに理想の場所です。
ここでは、ウィスキー、スコッチ、バーボンの膨大なセレクションを楽しむことができます。
「The Whiskey House」は、2018年にギネス世界記録に認定された、世界中のバーやレストランの中で最大のウィスキー在庫を誇ります。
当時の在庫は2400本でしたが、現在は4600本にまで増加しています。
この膨大なセレクションを理解するための75ページにわたる「ウィスキーバイブル」が用意されています。
このバイブルは、アメリカ各州からヨーロッパ、アジア、オーストラリア、中東に至るまで、源産地別に分類されています。
ボトルは、照明が当たる棚に美しく陳列されており、長いバーやダイニング、ラウンジエリアでも映えています。
訪れる客は、バイブルから1.75オンスのポアを直接注文することもできますし、5種類のウィスキーを試すことができるハウスのテイスティングメニューから選ぶこともできます。
テイスティングは29ドルから始まり、限定の高級ボトルを含む「金銭に余裕あり」の5種類のテイスティングは699ドルに達することもあります。
私が初めて訪れた「The Whiskey House」では、スコットランドの遠いハイランド地方からのスコッチウィスキーをテイスティングしました。
この地域では、主に100%のモルトバーレイを使用しており、シンプルな蒸留プロセスを経て、強くスモーキーな風味を生み出します。
私は、より繊細なローレンズ地方で作られるウィスキーよりも、この大胆さを好みます。
選んだラインナップは、10年から15年物のもので、家製ソーセージの盛り合わせと、クロスティーニ、ザワークラウト、マスタードと絶妙な相性を見せました。
最近は、毎日午後4時から7時までのハッピーアワーに伺いました。
この時間帯は、食べ物や飲み物の特別メニューが用意されています。
ベンチマークの滑らかな蒸留酒を使ったクラシックなウィスキーサワーが8ドルで提供され、伝統的なスコッチエッグが同じく8ドルで楽しめました。
スコッチエッグは、細かく砕いたソーセージで包まれ、中身は美しい光沢のある中身がとろりとした半熟卵でした。
アルグラの上に置かれたこの一品は、イギリス以外で食べた中でも最高のスコッチエッグの一つです。
さらに、ローストしたスコッチでマリネした12ドルのチャーグリルドポークチョップに惹かれました。
このチョップはジューシーで素晴らしい味わいでした。
ハッピーアワーメニューから外れて、なんとバルブレアの12年物ハイランドシングルモルトスコッチを16ドルで合わせました。
そのフレーバーは穏やかで少しフルーティーでしたが、選択肢が無限にあるここでは、次回は違うものを選ぼうと思わざるを得ませんでした。
ハッピーアワーと通常のデナーメニューには、チェダースマッシュバーガーやベトナム風チキンウィング、ブラックビーンバーガー、ニューヨークストリップステーキ、フィッシュ&チップスなど多彩な料理が取り揃えられています。
また金曜日から日曜日の午前9時から午後3時までブランチメニューも楽しめます。
「The Whiskey House」は、来年1月に10周年を迎えます。
この場所は、ガスランプ・クォーターの喧噪から数ブロック離れており、隠れた宝石のような存在が都市の中心に潜んでいることを感じさせます。
月ごとに開催される「クラブ」イベントでは、ゲストの蒸留業者がスポットライトを浴びます。
7月16日(午後6時から9時まで)は、ネバダのFrey Ranch Farmers + Distillersに焦点を当て、同ブランドの5種類のウィスキーが試飲でき、ソーセージとステーキスライダーも楽しめます。
事前申し込みは45ドルで、当日申し込みは55ドルとなります。
チケットはthewhiskeyhousesd.comで購入可能です。
画像の出所:timesofsandiego