Fri. Jun 20th, 2025

ワシントンD.C. — 上院議員のアレックス・パディラは、先週ロサンゼルスで行われた国土安全保障長官クリスティ・ノームの記者会見に於いて強制的に排除された後、初めて詳細な発言を行い、アメリカ国民にトランプ大統領の政権に対して平和的に抗議するよう呼びかけた。

パディラは、「目を覚ます時だ」と述べ、移民に関する問題が提起されている状況において、記者会見に出席した経緯を語った。

彼は、ノームが「カレン・バス市長とギャビン・ニューサム知事からロサンゼルスを『解放』したい」と発言したことに対し反応した時、記者会見の場で発言しようとしたが、セキュリティによって強制的に追い出された。

感情的なコメントの中で、彼は自身がどのように扱われたかを説明した。

「私は国民軍兵士とFBIのエージェントに同行されていましたが、押し倒され、バランスを保とうと奮闘し、最終的に床に顔をつけて倒れました。」と述べた。

“私は手錠をかけられ、廊下に引きずられながら、なぜ私が拘束されているのか、何度も尋ねました。”

彼はその瞬間、逮捕されているのではないかと不安になり、もしそうであれば、そのことが自分の街や家族にどう映るか知りたかったと言った。

“すでに軍事化されている街において、ただ質問をしようとした上院議員が手錠をかけられるのを見れば、彼らはどう思うでしょうか?”とパディラは語った。

国土安全保障省は、パディラが「不敬な政治劇を選んだ」との声明を出し、シークレットサービスは彼を「攻撃者」と思っていたと述べたが、パディラはその際、自身を明確に名乗ったと反論する。

声明は、パディラが繰り返し警官の命令に従わなかったと説明したが、パディラは提言された状況を否定した。

彼は、最近の移民摘発が続いている中、カリフォルニア州に送り込まれた軍隊の存在も指摘し、彼の発言がなぜ重要なのかを説明した。

“みなさん、私たちを救うために来る者は誰もいません。”とパディラは強調し、平和的に抗議する声を集めることの重要性を訴えた。

“たった一人の上院議員の質問を恐れるような政権であれば、何千万人ものアメリカ人が平和に抗議すれば、どれほどの影響を与えられるでしょうか。”

彼の怒りを込めた同僚たちもこのエピソードをトランプ政権による威圧行為として一斉に非難した。

画像の出所:patch