ロシア東部で発生した8.8の巨大地震を受けて、津波が日本の太平洋沿岸に到達し、最大1.3メートルの波が観測されました。
このため、約100万人の住民が津波到達前に避難するよう指示されました。津波警報は国内の各市町村で低下していますが、依然として多くの地域で津波に関する助言が出されています。
ハワイや米国西海岸、その他の太平洋の島々でも津波警報や助言が発令されており、地震の震源近くに位置するロシアの地域では被害と避難が報告されています。
ハワイでは5.6フィートの波が観測され、カリフォルニア州では3.6フィートの波が岸に打ち寄せています。
日本を訪れる旅行者に注意を喚起するため、津波の情報をお知らせします。
津波が到達する地域はどこですか?
ロシアの千島列島と日本の大きな北部の島、北海道の沿岸に津波が到達しました。地震が発生したのは水曜日の朝(現地時間)です。
日本の沿岸全体で津波に関する助言が出されており、西海岸ではわずかな海面変化のリスクに対し、さらに低い警戒が発令されています。
日本気象庁は「30日午後8時45分現在、津波警報が発令中です。津波が繰り返し襲来する可能性がありますので、警報が解除されるまで海に入ったり沿岸に近づいたりしないでください」と警告しています。
日本当局は水曜日の午後、229の自治体で200万人以上に避難勧告を発令しました。
北海道の東側の根室では、最初の津波は約30センチに達しました。また、岩手県の久慈港では1.3メートルの津波が記録され、北海道の根室では80センチの波が観測されています。沿岸の他の地域でも高波が報告されています。
今回の地震は記録に残る中で最も強力なものであり、ロシアの当局によると数人が負傷しました。また、日本でも少なくとも1人が負傷しています。
イギリス政府の旅行者へのアドバイス
イギリスの外務・連邦・開発省(FCDO)は、日本を旅行中の英国の旅行者に対し、津波警報の発令に従って地元当局の指示に従うよう求めています。
「ロシア東部沖の8.8の地震を受け、日本の気象庁は北海道から和歌山までの太平洋沿岸で最大3メートルの津波警報を発令しています」とFCDOは述べています。
「地元当局の指示に従ってください。英語でのさらなる情報はNHKのウェブサイトをご覧ください。」
日本との間のフライトはどうなっていますか?
太平洋沿岸に位置する仙台国際空港は最近の更新で以下のように発表しました。「津波警報が発令されたため、すべての滑走路が閉鎖され、国内外のフライトは1日中キャンセルされています。
航空機を利用する乗客は、航空会社のウェブサイトや他の情報源で最新のフライト情報を確認するようお願いします。」
北海道と本州の最北端に位置する青森を結ぶフェリーも、東京と近隣の島々を結ぶフェリーも運航を停止しました。
旅行をキャンセルできますか?
外務省が日本への不要不急の旅行を警告していないため、特別なキャンセル条件は適用されず、全額返金は難しい状況です。
旅行をキャンセルする条件は、旅行業者によって異なりますので、延期を希望される場合は、旅行業者に直接お問い合わせください。
いずれの状況でも、キャンセルしたい場合、会社が自動的に予約を返金する義務はありません。また、政府のアドバイスが変更されない限り、安全に関する懸念から旅行保険での請求も難しいと考えられます。
旅行保険をお持ちの方は、天災による目的地への到達不可能をカバーする保険がある場合がありますので、保険内容を確認し、自分の状況について保険会社に相談してください。
画像の出所:independent