ウェールズ代表の暫定ヘッドコーチ、マット・シャラットは、土曜日に行われた日本との試合での敗北の痛みを、次の試合に向けたモチベーションにするよう選手たちに呼びかけている。
シャラット率いるチームは、キタキュウシュウでの試合で前半19-7とリードしていたが、見事に失速し、最終的に19-24で敗北を喫した。
これにより、ウェールズは18試合連続の敗北を記録し、日本との対戦では15試合中2度目の勝利を許したことになる。
この試合で日本がウェールズに勝利したのは、2013年以来であり、当時日本代表の監督を務めていたのも現日本代表監督のエディ・ジョーンズだった。
試合後、シャラットは「試合の終わりに負けるのは非常に失望です。痛みを感じます。」と話した。
「選手だけでなく、スタッフ全体がピッチサイドでその感情を感じ取ることができました。前半に19-7とリードしていたことを考えると、試合を失ったのは非常に残念です。」
「早くこの痛みを次の試合のエネルギーとして活用しなければなりません。このツアーの素晴らしいところは、来週にそれを修正する機会が得られることです。」
土曜日の試合は、気温34度、湿度も非常に高い中で行われた。
試合の早い段階でウェールズのロック、ベン・カーターが負傷し、長い中断があったため、前半は1時間に及んだ。
シャラットは、厳しい天候がチームの敗北に影響を及ぼしたとは思っていないと述べている。
「正直、そう考えるのは言い訳です。前半はほぼすべてのチャンスを活かせました。」と彼は言った。
「後半には、本当に大きな瞬間があったのです。試合を3スコアに持ち込むためのラインアウトがありましたが、審判からの厳しい判定がありました。」
「まだ若いグループで、長い間勝利がないため、そういった小さな傷が深くなりやすいです。」
「後半は、全てのバウンスが相手に向かい、ペナルティのカウントも我々から離れていきました。もしかしたら、条件がそれに影響を与えた可能性もありますが、私の直感ではあまりそうではありません。」
シャラットは、カーターの負傷が初めに恐れていたほど深刻ではないことをも確認した。
「ベンは来週の試合には出られません。スタッフと話し合いながら、どうするか決めていきますが、フレディ・トーマスやテディ・ウィリアムズでカバーがあります。」
画像の出所:planetrugby