Sun. Jul 13th, 2025

シカゴ市は、グッドマン・シアターが予定している祝賀イベント「100の無料演劇行為」を発表しました。この取り組みは、シカゴの50の区すべてでアートプログラムを活性化することを目的としており、2025/2026シーズンのグッドマン・シアターのセントニエルを記念する一環です。

このイベントは、全ての年齢層やバックグラウンドを持つシカゴ市民に参加が可能で、無料で提供される予定です。

グッドマン・シアターおよびシカゴ文化振興局(DCASE)とのコラボレーションにより、様々なプログラムとコミュニティパートナーが用意されています。プログラムの詳細、パートナー団体、対応する区のリストは数ヶ月のうちに発表される予定です。

「私たちは、グッドマン・シアターとのこの特別な取り組みにワクワクしています。このプロジェクトは、シカゴの多様性、創造性、そして活気ある芸術の精神を祝うものです」とDCASE局長のクリネ・ヘッズペス氏は述べています。「『100の無料演劇行為』は、単なるパフォーマンスシリーズ以上のものであり、地域社会に劇場を届けるという市全体の表現です。これにより、誰もがアートを楽しむことができるようになります。」

グッドマン・シアターのアーティスティック・ディレクターであるスーザン・V・ブース氏も、「私たちは、100周年という節目を迎えるにあたり、地域社会の支援なしにはここまで来られませんでした」と語ります。「感謝の気持ちを込めて、この特別な冒険にDCASEと共に取り組めることを嬉しく思います。」

この取り組みには、地域における芸術教育と創造の機会を無料で提供することが含まれており、地域に根ざした団体とのパートナーシップを通じて実現されます。各演劇行為は、地域団体の使命と対話しながら緊密に企画され、地域内のさまざまな場所で行われます。

このプロジェクトは、DCASEとグッドマン・シアターの協力によって実施されており、グッドマンの100周年シーズンの一環として11の演劇作品が上演されます。この中には6つの新作、2つのミュージカル、1つの再演が含まれています。また、ダビッド・バーンの「心の劇場」といった新たな文化施設のオープンも含まれています。

「100の無料演劇行為」は、シカゴの50の区すべてをアートプログラムで活性化し、地域社会に恩返しをするための取り組みです。シカゴは偉大な劇場の町であり、これらのプログラムを通じてその魅力をさらに高めることが期待されています。

画像の出所:chicagocrusader