ロガンスクエアのミルウォーキーアベニュー沿いに、古いダイジーズの店舗が新たなコンセプトで再び賑わうことになる。
ダイジーズのオーナー兼エグゼクティブシェフであるジョー・フリルマン氏は、かつてダイジーズがあった場所である2523 N. ミルウォーキーアベニューに「ザ・ラディクル」をオープンする準備をしている。
ザ・ラディクルは、一日中楽しむことのできるカクテルバー兼レストランであり、海岸沿いのイタリアの飲酒文化と中西部の風味やホスピタリティが融合する場所になるとフリルマン氏はプレスリリースで述べている。
「COVID以降、ロガンスクエアの深夜文化は本当に打撃を受けました。」とフリルマン氏は語った。
「私たちは、ミルウォーキーアベニューで、その雰囲気を取り戻す手助けをするスポットの一つになることを望んでいます。」
イーター・シカゴが最初にこのニュースを報じ、フリルマン氏のチームは火曜日にソーシャルメディアで新しいスポットの発表を行った。
「ザ・ラディクル」という名前は、種子から最初に芽吹く根を意味している。
同店では、バーマネージャーのニコール・ヤロビンスキーが作る10ドルのカクテルが提供され、「アペリティーボ飲酒文化に深く根ざした」刺激的な選択肢が揃う。
アペリティーボはイタリア文化で一般的な軽食前の飲み物である。
日曜日のネグローニや、カンパリとローズヴェルモットを使用したスバリャット・ロッシーノ、低アルコールまたはノンアルコールのオプションとしては、ヴェルモットとソーダ、農場の桃と卵白を使用したピーチフィズなどがメニューに登場する予定だ。
フリルマン氏によれば、食事メニューには同グループとして初の冷たい海鮮オプションが追加される。
それには、トラウト・ロエ付きのデビルドエッグ、ホワイトフィッシュ・トンナートと一緒に供されるクリスピー・レイクパーチ、フェンネルソーセージからシェーヴルや夏の桃までトッピングされたアーティザン・ピザが含まれる。
また、ダイジーズのルーツにちなんだ揚げ物や野菜中心の料理も提供され、金色のレーズンでドレッシングされたペッパーカルパッチョや、オリーブオイルでポーチしたアルバコアツナと共に供されるヘirloomトマトもメニューに含まれる。
ザ・ラディクルは今秋オープン予定だ。
フリルマン氏は、追加のコメントには応じなかったが、地元のダイニングシーンに手頃な価格をもたらす準備が整っていると述べた。
「仕事の後のハッピーアワーのスプリッツや、夕食を楽しみに来る人、夜を締めくくるために強い飲み物を求める人など、どんな方でも歓迎します。」と彼は述べた。
「物価が上昇している現状を考え、私たちはこの場所をできるだけ手頃で楽しいものにし、魅力的な価格を提供したいと考えています。」
フリルマン氏は、バレナやペレニアル・ビラントでの経験を経て、2017年にダイジーズをオープンした。
ダイジーズはその新鮮なパスタと野菜中心の料理に焦点を当て、多くの食材をフリルマン氏の兄のミシガン州のプレイリービュー農場から調達している。
ダイジーズは今月、8周年を迎え、ロガンスクエアの定番レストランとなった。
そのファーム・トゥ・テーブルのパスタ料理で知られるダイジーズは、2023年には北米で26軒のレストランが受賞したグリーン・ミシュラン星のうちの一つとして評価され、シカゴでは唯一のグリーン星を持つレストランである。
ダイジーズはイーター・シカゴの2023年のレストラン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、先月にはニューヨークタイムズによって『アメリカのベストレストランの一つ』としても称賛された。
フリルマン氏と新たなパートナーでペイストリーシェフのリー・オミリンシキーは、2024年のベストシェフ・グレートレイクス部門とオーバーオールベイカー/ペイストリーシェフ部門でジェームズビアード賞のセミファイナリストにノミネートされている。
画像の出所:blockclubchicago